子どもと一緒に片づけよう~赤ちゃん~3歳編~

子どもと一緒に片づけよう~赤ちゃん~3歳編~

こんにちは!
香川県高松市の片づけ暮らし方コンサルタント植松あかねです。
今回から5回に渡って、お子様との片づけについてお伝えしていきます。

さて1回目は「赤ちゃん~3歳編」です。

お子様が産まれると一気に物が増えますね。
産まれる前は必要最低限の物だけにしていても、いつの間にか増えていく物たち。

「わぁ、これかわいい♡」
「これがあると便利そう!」
とか、プレゼントをもらったり、お下がりをいただいたり。
物が増えて行く理由は様々です。

特に赤ちゃん~3歳ぐらいの時期は成長していくにつれて服も物も増えていく一方。
私も娘のときは初めての子どもということもあって、あれもこれもとどんどん物が増えていきました。

でも、、、
物が増えるとお部屋が乱れてきます。
そして赤ちゃんも成長して動きも活発になり、思わぬ行動をすることもあります。
昨日できなかったことが、急に今日できるようになったり。
だから赤ちゃんの時期はまずは安全に気をつけることが一番。
手の届くところに危険な物を置かない!というのが何より大切です。

お兄ちゃんやお姉ちゃんがいるなら、赤ちゃんの誤飲を防ぐため小さいパーツのおもちゃが転がらないように気をつけるのも大事ですね。

さて、赤ちゃん~3歳ぐらいまでのお子様とのお片づけについてです。
ポイントは2つ。

・遊びの延長でお片づけを伝えていく
・複雑な収納にせず、シンプルな収納方法で

遊びの延長でお片づけを伝えていく

「片づけようね」と言っても、なかなか伝わらないです。
「片づけてって言ってるでしょ!」と叱ってみても、お子様からするとなんのことやら「???」のような反応。
伝わらなくてがっかりしてしまいますよね。

ですので、わかりやすく楽しそうに声をかけて、遊ぶかのようにおもちゃたちを片づけていきます。
我が家の例ですと「ポイポイゲームするよーーー」とか、「おもちゃたち集まってーーー」というかんじ。
とにかく楽しそうにやる、というのがポイントです。
そして必ず大人も一緒にやること!

子どもって大人がしていることをよーーーく見ています。
だから大人がやってることを一緒にできると嬉しいはず!

ポイポイゲームは、例えばひとつカゴなどの収納グッズを用意しておき、その中におもちゃを全部いれていく方法。
少し離れたところからカゴの中をめがけてポイッとおもちゃを投げ入れます。
(投げても壊れないおもちゃだけにしてくださいね。)
うまく入ったら「すごーーーい!じゃあ次これやってみよう!」と褒めておだてて(笑)
どんどんやってもらいます。
子どもは遊んでるつもり。
でもおもちゃは片づいていきます。

おもちゃたち集まってーーは散らかったおもちゃをひとまとめにするのに便利でした。
集め忘れたおもちゃがリビングの片隅にポツンと置き去りにされていたら、
「あれー?あそこでおもちゃの〇〇ちゃんがひとりぼっちで泣いてるよーー」と言って集めてきてもらいます。

複雑な収納にせず、シンプルな収納方法で

この時期のお子様にあった収納方法は、とにかくシンプルにすること。
上に書いたように、カゴなどの収納グッズをつかって投げ入れるだけにする、のようにシンプルがおすすめです。
例えば「ここにぬいぐるみたちをきれいに並べてね」と言っても、きっと親が思うようには並べられない、並べられるようになったとしても時間がかかると思います。
それよりはかごなどに入れてもらうほうが早いし、子どもにとっても簡単。

お子様が小さいときは複雑な収納方法はできません。
シンプルにするほうが親にも子どもにもストレスがないです。

また、収納グッズは硬い素材のものより柔らかい素材がおすすめ。
柔らかい素材だと形が変わるのでたくさんおもちゃを収納できます。
それにうっかりお子様がぶつかってしまったときも怪我をする可能性が低いですね。
(うちでつかっていたのはこういうタイプです↓)

そんなふうにしておもちゃが片づけられたら、お子様をしっかり大げさなぐらい褒めてください。
「すごいきれいになったね!お部屋がピカピカだよ!ありがとう!」
「お片づけ上手上手!がんばったね!」
「おもちゃたちもお家に帰れて嬉しそうだね!」
と言った具合です。

少し気恥ずかしいかもしれませんが、ここで「片づけをすることは楽しいこと」、「お部屋がきれいになること」、をわかってもらうことは、この先においてもとてもとても大事になります。
だから自分が演技派俳優さんや女優さんになったつもりで、ぜひがんばってみてください!

お子様が小さいと
「片づけなんて無理かな」
「自分がやるほうが早いから」
って思うかもしれません。

でも片づけられるという能力は大人になってもずっとずっと必要で大切なこと。
毎日一緒にできなくても大丈夫。
お互いの機嫌や予定でうまくいかないときもあると思います。
「できたらラッキー」、「そんな日がだんだんと多くなるといいな」ぐらいの気持ちで、気負わず地道にお子様と一緒に片づけをしてみてくださいね。