香川県と言えば、讃岐(さぬき)。讃岐と言えば、「うどん」。そう、うどん県・香川へのおでかけ・観光・スポットは「うどん抜き」では語れません。うどんはどこで食べても同じと思っているあなた、では、「鳴かぬなら、ノドを鳴かせてみましょう」。
“ホトトギス”が県鳥の香川は都道府県の面積が日本で一番狭い県ですが、たっぷりと詰まった魅力を四国出身者が自信を持って紹介していきます。
目次
新旧の見どころが詰まった城下町「高松」
高松への交通は、東京(羽田)から高松空港への直行便のほか、岡山駅からJR瀬戸大橋線「快速マリンライナー」、高速バス(東京新宿・横浜・なんば大阪・名古屋・神戸三宮・広島間など)。ジャンボフェリーなら神戸・大阪から「うどん県・高松」行きに乗船。
徳川家康から信頼の厚かった生駒家から徳川家支系の松平家へと受け継がれた城下町・高松。
高松駅に着いてからの定番の観光コースは、
「瀬戸の都・高松」を象徴する再開発エリア「サンポート高松」がおすすめです。
文化芸術ホールやショッピングモール「マリタイムプラザ高松」、JRホテル「クレメント高松」などをはじめとした、文化・商業・ビジネスの複合施設が集まります。瀬戸内海の海を堪能するなら、四国一の高さ151・3m(地上30を誇る「高松シンボルタワー」からの眺望は外せません。展望レストランが充実しています。
※サンポート高松イベント情報
新しい香川の発信スポットを散策したら、次は歴史を感じてみませんか。
高松駅から徒歩3分の場所にあるのは、高松城跡「玉藻(たまも)公園」。高松城を公園として開放したエリアには、国の重要文化財「月見櫓(やぐら)、渡櫓、艮(うしとら)櫓、水手御門」や披雲閣など見どころ満載。
※玉藻公園
香川のうどんグルメの旅 「本命うどん店」
本場の「讃岐うどんを食べたい」
うどんツアーが成立するほど香川ときたら“うどん”
しかし、香川では昭和50年ほどまで信号機よりうどん店の方が多かったぐらいです。人口に対してのうどん店の多さは日本一です。
そこで、地元のうどん通から絶対に食べてほしい“ノドが鳴る”うどん店3店を厳選して教えてもらいました。香川観光のさいには、ぜひお立ち寄りください。
■うどん 一福
料金:かけうどん…200円
営業時間・店休日:10~14時(※麺がなくなり次第)・毎週金曜日
住所:香川県高松市国分寺町新居169-1
電話番号:087-874-5088
公式サイト:http://ippuku-udon.com/shopinfo/#honten
特徴:讃岐らしからぬ細い麺はコシ抜群。ここのうどんを食べないで、讃岐うどんを語ってほしくないと地元の人が思っているほど。
■宮武 うどん
料金:かけ(ひやあつ)200円
営業時間・店休日:9:30~15時(麺がなくなり次第)・毎週水曜日
住所:香川県高松市円座町340-1
電話番号:087-886-0939
公式サイト:http://miyatakeudon.com/
特徴:旧・宮武うどんを完全継承。歯切れはあるが、麺の中はやわらか。麺とよくからむ出汁も最高としかいいようがありません。
■谷川米穀店
料金:うどん小150円
営業時間・店休日:10:30ころ~13時(麺がなくなり次第)・毎週日曜日
住所:香川県仲多度郡まんのう町川東1490
電話番号:0877-84-2409
特徴:一級河川・土器川の清流沿いの山奥にあるうどん店。青唐辛子の佃煮、一味、酢・しょう油をお好みでかけて混ぜて食べるスタイル。まさに讃岐うどんの聖地。
※開店時間は前後します。
映画「二十四の瞳」の舞台 小豆島(しょうどしま)
高松から土庄港(とのしょうこう)行きの急行フェリーで30分ほどの小豆島は、まさに地中海のリゾート地のようです。豊かな自然と温暖な気候に恵まれています。
小豆島での観光は、定期観光バス・観光タクシーへの予約がおすすめです。
※観光バス・タクシー
定期観光バスでめぐる 安くて便利な 島めぐり観光バス 小豆島観光 【小豆島交通】小豆島観光は小豆島交通の定期観光バス・貸切バス・貸切タクシー
【小豆島観光(土庄港スタート)のおすすめの車で散策スタイル】
-
エンジェルロード
チャンスは1日2回だけ。干潮時に銀波浦沖に浮かぶ4つの島が砂州(※砂の道)で結ばれる不思議なスポット。願いを込めながら砂州を渡ると成就すると言われています。ドラマの撮影場所としても知られています。
-
寒霞渓(かんかけい)
日本三大渓谷美の一つとして名高い。新緑の季節はもちろん、紅葉シーズン(11月上旬~12月上旬)の景観は感動。ロープウェイからの眺望は絶景です。
-
二十四の瞳映画村
2度目の映画撮影用のセットを活用した施設。映画に登場した分教場、民家などが再現され、食事・土産処もあります。
-
道の駅 小豆島オリーブ公園
宿泊施設、天然温泉、テニスコート、ギリシャ風車やクラフト体験などの複合施設。真っ白な建物と青い海、緑の芝生と草木が幻想的。風車を背に魔法のほうきにまたがってジャンプ。カメラを連写すれば、女子が誰しも「キキ」に。魔女の宅急便に出てくる「グーチョキパン屋」を忠実に再現。日本で最初にオリーブの栽培に成功した小豆島。施設を回りながら、よく観察して“ハート形”のオリーブの葉を見つけてみましょう。見つけると、“幸せを運んでくれる”そうですよ。
※小豆島観光協会「旅ナビ」