お友達をうならせる!片付け楽なのに「魅せる」素敵キッチンの作り方

お友達をうならせる!片付け楽なのに「魅せる」素敵キッチンの作り方

インスタ等を見ていると、整然と美しく整えられた素敵キッチンが山のように出てきますよね。
そんなスッキリ片付いた写真を見て「ここまで出来ないよ」・・とため息をつく人、
私だけではないはずです。
今日はそんな「魅せる素敵キッチン」を作る方法について考えてみたいと思います。

収納テクニックは出来る範囲で!
収納本の写真の多くはリアルではない

ここだけの話、収納本やインスタに載っている写真は「魅せる」という事を目的に作られている部分もあり、リアルな暮らしではないものも混ざっていると思います。

私自身も収納本に掲載されたことがありますが、撮影前に余計なモノを別の部屋に移動させたりとかなり微調整された記憶が。なので前提として、収納本に載っているほとんどの写真は大なり小なり「演出」が入っていると思っておきましょう。
 

ましてや引き出しの中まできっちりスッキリおしゃれ!を目指すのは、
ある意味「そういう趣味の人」だけの特殊技能だと思って割り切ってもいいかもしれません。

【キッチンカウンター】
全部素敵を目指さない!「魅せるポイント」を絞ってアラを隠す

ママ友などに「ステキなキッチンね」と言われたい気持ちは誰しもあるはず。
今日は楽に素敵を叶えるポイントをいくつかご紹介しましょう。

お客様は座った場所から一番よく見える場所が素敵であれば(その他の場所が多少掃除ができていなくても、引き出しの中がある程度適当でも)「○○ちゃんのママの家、素敵だったわ」と思ってくれるものです。

その一番お客様の目線から良く見える場所とは・・・

そう。「キッチンカウンター」です。

キッチンカウンターは、家の中で一番家族の小物が集まる場所と言っても過言ではありません。
スマホ、ペン、薬などが油断するとどんどん溜まりがちになる上、
毎日見る場所なだけに目がマヒして自分では散らかりに気が付かないことも。

この場所をあえて意識してスッキリとさせて、
ちょっと素敵な「魅せるポイント」を作ってあげる事で、
一気に垢抜けたキッチンを演出する事が出来ます。

観葉植物、こだわりのキッチングッズ、ガラスのキャニスター・・・等、
好みのキッチン雑貨を厳選してディスプレイしましょう。(ただし置きすぎに注意)
どうしても小物を置きたいときは、カゴにひとまとめにすればOK。

【ティッシュケースは必須】

見落としがちなポイントですが、インテリアに合わせたティッシュケースは必須です。

つい無意識にいくつも置いてしまうBOXティッシュですが、
結構インテリアを台無しにしてしまっている場合があります。
いちいちティッシュケースなんてめんどくさい、という方はせめてシンプルなパッケージのものを選びましょう。

【背面収納】雑多なモノは、ざっくりと隠す

キッチンカウンターが素敵になったら、次は後ろ側の棚を整えていきます。
見せても素敵なこだわり家電やキッチングッズはそのまま見せて、
それ以外のモノ(食品・生活雑貨・その他)はカゴ等にざくっと入れて布をかぶせる作戦が簡単でおすすめです。

↑少し深さがあり透けて見えないブリキのBOXをカウンターに。
使いかけの食材を入れても布をかければスッキリ!
カゴじゃないから清潔さをキープするのも楽です。

雑多な色がインテリアの最大の敵!

カラフルなキッチンツールは、見るとついつい買いたくなるものの一つ。
ですが全体をスッキリさせたいならば、本当に見せたいものを引き立てるためにも色数を抑える事が効果的です。(好きな色を中心に2~3色までに抑えると簡単です。)

ボウルなどのキッチンツールから、スポンジ、食器洗い洗剤、キッチンリネン、
掃除道具、ベビー用のグッズなど、油断するとついつい増えてしまいがちな「カラフルアイテム」を、可能な限りお客様から見えない場所に置くことでスッキリ見せることが出来ます。

↑難しく考えず色を制限するだけで、モノが多くてもスッキリ見えます。

まとめ

素敵な演出をしている部分が一か所でもあれば、あとはごちゃごちゃしたものを目立たないように「ざっくりと」収納して、手間のかかる事は極力やらないというのが無理せず綺麗を保てるポイントだと思っています。

頑張りすぎないことで生まれる心のゆとりが、
日々の生活の中でも自然な笑顔を引き出してくれます。

どこか「抜け」や「ハズし」「アンバランスさ」があると魅力が増すのは、
人でもインテリアでも同じことです。
らしさがにじみ出てこそ、本当の意味で「素敵」と言われるキッチンになるのではないでしょうか。